1. >
  2. >

労働安全衛生

安全衛生管理の方針・体制

安全衛生管理体制図

安全衛生方針に基づき、全社員の安全確保と心身の健康の保持増進を図るとともに、快適な職場環境の形成を促進するために、中央安全衛生委員会のもと、右図のように6つの専門部会と2つの委員会を組織して安全衛生活動を推進しています。

安全衛生方針

われわれはCSRの精神に則り、すべての事業活動において安全と健康が最重要課題のひとつであることを認識し、安全で快適な職場環境作りと、心身の健康の保持・増進に積極的に取組む。

  1. 安全衛⽣関係諸法令やその他の要求事項および社内規定を順守する。
  2. リスクアセスメントを実施し、職場における危険源とリスクの大きさを、特定したうえで管理策を実行することで、リスクレベルを低減させ労働災害を防止する。
  3. 安全・健康に関する教育・訓練等を計画的に行い意識の向上に努めるとともに、自主活動の活性化により快適な職場づくりを推進し、負傷・心身の疾病予防を図る。
  4. 安全衛生目標、実施計画を立案、実行することで課題を継続的に改善するとともに、定期的に見直しを行い一層のレベルアップを図る。

ローム本社21年間休業災害ゼロを達成

ポスターポスター

ロームでは、中央安全衛生委員会のもと、労働災害発生件数ゼロを目標として、「リスクアセスメント」や「社内パトロール」を実施しています。

その結果、2015年度まで21年間連続で休業災害ゼロを達成しています。

国内外の生産会社においても、労働災害発生件数ゼロを目標として、各社ごとに安全衛生管理に取り組んでいます。

また、年1回「法令遵守チェックシート」を用いて各社の安全衛生関連法などに関する理解度・遵守状況を確認しています。

度数率(ロームグループ)

度数率(ロームグループ)

強度率(ロームグループ)

強度率(ロームグループ)

※ご参考…電子部品・デバイス・電子回路製造業平均値 度数率:0.36/強度率:0.01
出典:厚生労働省 平成26年労働災害動向調査(事業所調査(事業所規模1,000人以上)および総合工事業調査)結果の概況より

海外生産拠点における表彰

表彰式の様子 表彰式の様子

フィリピンの生産拠点では、安全衛生に関する優れた取り組みやその成果を評価され、フィリピン労働雇用省により、銅賞を受賞しました。

安全衛生リスクアセスメント

ロームでは、労働災害防止のため、以下の3つのリスクアセスメント(危険・有害源を特定し、それらのリスクを見積って優先度を設定し、リスク低減措置を実施する)を実施しています。新規に装置や化学薬品を導入する際、または装置や作業を変更する時などリスクが変化する時はもとより、必要に応じて所定の様式でリスクアセスメントを実施し、計画的な改善を図っています。

  • 化学薬品リスクアセスメント
  • 装置リスクアセスメント
  • 作業行動リスクアセスメント

ロームのリスクアセスメントは、独自の様式と厳しい基準で行い、リスクが許容レベルとなるように対策を打つことを義務付けており、重大災害の未然防止に役立っています。

安全衛生監査と社内パトロール

ロームでは、安全衛生監査および各種パトロールを実施し、職場の環境、作業の不具合を抽出し是正しています。また、巡視衛生管理者を職場ごとに選任し、各職場の衛生環境状況を週1回チェックしています。

パトロールの様子 パトロールの様子

監査・パトロールの概要
名称 内容 実施頻度
安全衛生監査 安全衛生有識者が、職場の5Sを中心に安全衛生について、不具合点がないかを確認 月1回
専門部会パトロール 各専門部会(安全衛生・装置・ガス・薬品など)において、法令・社内規定などの管理項目について、部会員(有識者)がチェックシートによる評価を実施 月1回以上
衛生管理者パトロール 巡視衛生管理者が各職場の衛生状況(作業環境、健康状態等)をチェックシートに基づいてチェック 週1回
産業医パトロール 産業医および看護師などが各職場の衛生状況(作業環境、健康状態、整理整頓など)をチェックシートに基づいてチェック 週1回

設備の安全管理

ロームでは、装置導入時の安全基準を設け、不安全な状態での設備の使用をなくし、労働災害の防止を図っています。

具体的には、運用規定及び「装置取扱いハンドブック」等で標準化を行い、装置導入から稼働までのフローを明確化するとともに、「導入前機械・装置等安全審査確認書」に則り、安全性が確認できた装置以外は発注ができないシステムを構築しています。さらに、「稼動前機械・装置安全審査確認書」によって、実稼動前の設置状態で安全確認が完了するまで稼動できないようにしています。

慢性毒性物質の取り扱い管理

慢性毒性物質の取り扱い管理については「変異原性が認められた化学物質による健康障害を防止するための指針」を遵守するため、独自に慢性・毒性物質の管理ルールを定め、ばく露の防止や環境測定を実施しています。また、化学薬品専門部会において、管理対象物質を年1回見直しを実施するとともに、過去1年の記録の確認・保管ならびにパトロールを実施しています。

※慢性毒性物質(一般)とは、環境中で長時間無毒化されず、人体に悪影響を与える物質の総称。

安全衛生教育

ロームでは、安全管理者・VDT作業管理者・KYT講習会など様々な社内安全衛生教育を実施するとともに、社外講習会の受講などによって、各種安全衛生関連の資格取得を促進しています。

部門ごとに資格取得年度計画を立案し、対象部署に資格取得講習会などの案内を配布するとともに、資格取得状況を中央安全衛生委員会および安全衛生専門部会において確認しています。

安全管理者講習会安全管理者講習会
VDT作業管理者講習会VDT作業管理者講習会
2015年度の資格取得実績例
  • 衛生管理者:44名
  • 有機溶剤作業主任者:52名
  • 特定化学物質及び
    四アルキル鉛等作業主任者:60名
  • 安全管理者:53名
  • VDT作業管理者:87名

交通安全教育

ロームでは「交通事故防止委員会」を組織し、交通事故防止のために、様々な取り組みを行っています。
新規の自動車・バイク・自転車通勤者に対し、交通安全意識向上のための講習会を義務づけています。また、出勤時にシートベルト立哨や自転車の傘さし運転などのパトロール、交通安全啓発チラシ「Safety Road」の発行により、交通ルールの遵守、マナー向上の啓発活動を行っています。

シートベルト立哨シートベルト立哨
自転車講習会自転車講習会
交通安全啓発チラシ「Safety Road」交通安全啓発チラシ「Safety Road」

AED(自動体外式除細動器)の設置

AED設置事例 AED設置事例

ロームでは社内の建物ごとにAED(自動体外式除細動器)を設置しており、多くの社員がいざというとき慌てず取り扱えるように普通救命講習会を開催しています。
講習会ではAEDの使用方法や心肺蘇生法などを習得でき、2015年度は87名が受講しました。