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環境負荷削減

バリューチェーン全体でCO2およびその他温室効果ガス排出量を削減

2015年にCOP21(※)が開催され、世界規模の地球温暖化・気候変動対策が求められるなか、ロームグループでは、設備の使用電力、オフィスのエネルギーなどの見える化を進めムダなエネルギーを削減するとともに、CO₂やそれを大幅に上回る温室効果があるPFCガス類の排出量の削減に積極的に取り組んでいます。
また、すべての事業活動から排出されるCO2排出量の低減に取り組むため、自社の算定範囲であるスコープ1、2だけでなく、バリューチェーン全体のCO2排出量であるスコープ3まで拡大し、算定しています。

(※) COP21…国連気候変動枠組条約第21回締約国会議。2015年11月にフランス パリで開催され、2020年以降の温暖化対策の国際枠組みが採択された。

環境に関する詳細情報

エネルギー消費によるCO2排出量推移 エネルギー消費によるCO2排出量推移

外部評価について

検証報告書 検証報告書

環境負荷データに関して、より透明性、信頼性の高い形で社会に情報公開するため、ビューローベリタスジャパン株式会社による第三者検証を受審しました。
また、2012年度よりCDP気候変動に参画して情報公開に努め、2015年度はトップクラスの評価を得ることができました。
さらに、2015年度よりCDP Waterにも参画しています。

CDP Waterについて

廃棄物排出量の削減と再生資源化の推進

ロームグループでは廃棄物排出量の削減策として、投入する材料・副資材の適正化と歩留まり向上への取り組み、発生した不要物の分別の徹底による有価物化を進めています。

また、ロームグループでは廃棄物の再生資源化率99%以上をゼロエミッションと定め、2004年に国内グループ連結でゼロエミッションを達成後、真の100%を目指し継続中です(2014年度99.98%)。

揮発性有機化合物(VOC)/PRTR対象物質の削減

半導体の製造工程に必要な有機溶剤は、揮発性有機化合物(VOC)に該当し、大気中に排出されると光化学スモッグの原因となると考えられています。ロームグループでは、工程の変更・改善による使用量削減とともに、除害装置の設置なども実施し、排出量の削減を進めています。

半導体の製造工程においては、多くの化学薬品を使用していますが、その中でも特に、PRTR対象物質(第一種指定物質)の削減において具体的数値目標を立て削減活動を進めています。
ローム本社における、目標項目である2015年度のPRTR対象物質(第一種指定物質)の実質生産高原単位(※)は、ベンチマ-ク(2013年度)比で約15.5%の削減となっています。

(※)実質生産高原単位 = PRTR対象物質取扱量 ÷ 実質生産高(生産高 ÷ 企業物価指数)

水資源の保全

工場廃水は化学的中和処理によって無害化してから排水されますが、河川放流地域でさらに環境保護を図るための方法として「クローズド処理システム」があります。これは処理された廃水をさらに濃縮し、乾燥機によって完全に蒸発させるシステムです。

ロームグループでは、このシステムを、フィリピン環境行政の重要なポイントとなっているフィリピン最大の湖「ラグナ湖」近傍の生産工場に導入し、現地水環境の保全に貢献しています。

また、ロームグループの半導体工場では、工業用水・地下水を半導体洗浄用途に超純水化して使用しますが、使用後の比較的汚れの少ない水は回収され、超純水にリサイクルされます。そのリサイクル率は、工場の取水全体の約45%にもなります。今後は、生産設備の水使用量削減に役立つ技術の発掘などを進め、さらなる水使用量の削減を進めます。